昨日の国会での菅首相の答弁

  委員会で、出来出来レースの質問?と思われたが……。
6年前に国会議員になった民主党の議員が「菅首相、これまでは暗いニュースばかりだったが、明るいニュースが入って来た。明るいそのニュース(女子サッカー優勝)に対してのコメントは」?との質問に対して、菅首相は、明るい声で、アメリカ戦での『試合運び』まで細かく答弁したのでした。
 
 私なら「確かに、おめでとうと言いたい。個人的には、勇気も頂いた。しかし、一国の首相という立場・重責から思うと、東日本大震災それに伴う原発事故で避難されている方々、地域の復興の道筋が見え、確信された時、初めて明るい気持になれる…」と答弁しました。

 私自身も議員4人と現地視察をしました。
 現在でも気持的に少々落ち込んでいます。何とか、市民の方々に、東北の惨事の現状をお伝えしたいと思い、議会報告・視察報告を新聞折り込みすることにしました。
 マスコミからは、東北が元気になっていく様子の話題が増えてきている感じがします。
しかし、現地の惨事をこの目で見た限りにおいては、それは一部に過ぎないと思っています。
 被災者の方々の中での「差別化」が起こってしまうのでないか?!と心配しています。
伊勢湾台風を経験し、全国から支援を頂き、復興した桑名の人たちは、今ある桑名の姿は、全国から頂いた支援のお陰!という気持を再度確認しようではありませんか…!

 伊勢湾台風後、当時、私は、現在の市役所の北の所に位置していた公民館に「亡くなられた方々のご遺体」が並べられ、また、町屋川で荼毘に付された方々の様子が脳裏から離れないのです。
 
 東日本大震災によって被災された方々に対しては、この後、何年…10年単位での支援が必要と考えています。


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