変革の源流

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 上記の新聞は、5月5日中日新聞の11面≪Culture≫保坂正康さんと半藤一利さんの対談です。

私自身、この記事を読んで、大変興味深いことを、初めて知りました。抜粋して書きます。

開戦の責任 後世まで】保坂氏

『…。開戦前の大本営政府連絡会議で、戦争終結に関する腹案というのが了承されています。主観的願望を客観的事実にすり替えている内容で、これが戦争前の日本の全ての判断の根幹にありました。

 エリート軍人は無責任で、まったく国民のことを考えていない。多くの軍人に会い、官僚の対面の中で、始められた戦争だということを徹底的に知った時、彼らは日本の伝統の論理、物の考え方の基本的なところを侮辱したんだ、その責任は歴史が続く限り存在するんだということを次の世代に伝えたいです。』

 

【「賊軍が戦争を止めた】半藤氏

『…。この年になって「世界史の中の昭和史」という厚い本を出しました。

海軍中央にいたのは全部、親独派です。親米派はおん出されている。親独派はほとんどが薩長出身者です。ほんとなんですよ。陸軍も親独派はだいたい薩長です。

 終戦時の首相で戦争を止めさせた鈴木貫太郎は関宿藩、三国同盟に反対した元首相の米内光正(よないみつまさ)は盛岡藩、元海軍大将の井上茂美(いのうえしげよし)も仙台藩で、薩長に賊軍とされた藩の出身者です。

 日米開戦に反対した山本五十六も賊軍の長岡藩。賊軍の人たちは戦争の悲惨さを知っているわけです。だから、命をかけて戦争を終わらせた。

 太平洋戦争は官軍が始めて賊軍が止めた。これは明治150年の裏側にある一つの事実なんです。』

 

鈴木貫太郎は、連合艦隊司令長官や昭和天皇の侍従長を務めた人です。昭和天皇から首相になることを勧められ、軍部の主戦論を退け、ポツダム宣言受託へ導いた首相です。岡本喜八監督「日本のいちばん長い日」を観て、鈴木貫太郎元首相のことを知りました。また、この映画は、半藤氏も深く関わっておられます。

 

半藤一利さんの官軍×賊軍の位置づけは、大変興味深く受け止めています。安倍晋三首相も山口県ですから…。長州藩ということに…だから、戦争へと導く…?!

 



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