N04、アキバの傷痕「分断:自己責任論を超えて」

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上記の新聞は、6月8日の中日新聞〔朝刊〕の30面記事です。

「市場原理に基づくグローバル経済主義」という言葉が少し以前にもてはやされ、つい最近では東京都知事選挙・トランプ政権以後には「〜ファースト主義」という言葉がもてはやされています。

 私は、「グローバル」「市場原理」「〜ファースト」という言葉の響きは、現代風〜?!とも思えるのですが、「言葉の裏にある現実」を見ると、どちらも市民社会を「分断」に追い込むのではないか…?!と思えてくるのです。

 

アキバの傷痕】【分断 自己責任論を超えて

『…。市場原理を最優先する小泉政権以降の「新自由主義」で格差が拡大し、社会が「勝ち組」と「負け組」に分断されていることを、事件が浮かび上がらせた。

 分断を正当化する言葉がある。「自己責任」。小泉政権下の2004年、世の中にあふれた。事実上の戦時下だったイラクで武装グループが日本人3人を人質にし、自衛隊撤退を求めた。

 人質だった今井紀明には帰国後、百通を超える批判の手紙が届いた。「非国民」「責任をとって死ねばよかった」。自己責任論の総攻撃。道を歩いていると突然、頭をたたかれ、政治家からも糾弾された。…。

 

 小泉純一郎の政敵だった元衆議院議員・亀井静香。(秋葉原事件を起こした加藤には)何ら共感しないが、秋葉原事件の本質を「追い詰められた弱者の反乱」と見る。

 亀井は貧困家庭で育った。だから「すべてを環境や貧乏のせいにするのは間違いだ」と前置きしつつ、弱者切り捨てに異を唱える。

格差があれば憎しみが生じる度合いが強まる。格差社会で困っている人に手を差し伸べるのが政治だ

 

 小泉から政治を学んだ安倍晋三の政権運営を批判する元文部科学次官の前川喜平にも、小泉による義務教育費の国庫負担削減に、公然と反旗を翻した過去がある。「貧しい環境なら、貧しい教育しか受けられなくなる」と、分断の固定化を懸念したからだ。

 

 前川はいま、分断とは逆の「つながり」を創造するため、自主夜間中学で講師を務める。「新自由主義で競争に駆り立てられ、安心できる人間関係が失われれば、犯罪に結びつくことがある。富める者をますます富ませるのではなく、公正な分配の重視に政治がかじを切らないと、みんなが不幸になっていく」。 以上とあります。

 

人間・議員の一人として、私自身も´の下線の内容には「そのために政治・政治家はいるのだ」と思っています。

 

地方自治体・国の議員を問わず、現在でも「トリクルダウン理論富める人たちが富めば、貧しい人たちにも自然と富が滴り落ちる」理論を信じている議員がおられるようです。何のために政治家になっているのか〜?!と、思ってしまいます。



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